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利用者と一緒に買物へ

 

利用者と一緒に買物へ

 よく利用者と一緒に買物へいきました。
ほとんどの利用者は長時間歩くことが困難なので、
車椅子や押し車などで買物へいきます。
スーパーへ行くまで、タクシーを使う利用者も。
そんな時は、乗り降りの介助を行います。

 スーパーの中で利用者は、トボトボと押し車を押しながら歩かれ、
その横でホームヘルパーは、カゴを持ち付き添います。
階段は好ましくないので、先にエレベーターがあるかどうか調べておきましょう。
トイレの場所も知っておく必要があります。
「これも、これも」としばらくすると、カゴの中はいっぱい。
月に一度の買物だから、欲しい物を一気に買い込みます。
その時に色々な話をしてくれました。
「魚はもっと子供に食べさせないといけない。
年寄りになると骨粗しょう症になるからねぇ」
「魚の皮は栄養があるから、必ず食べなさい。
食べない人は、カリカリにして味噌汁のだしにすればいい」
「漬物の汁は残しておきなさい。また食べたくなったら、
白菜とか細かく切ってその汁に入れて、しばらくすればまた漬物になる」
「エビの殻は捨てないで揚げなさい。
塩をまぶして食べたら香ばしくておいしいよ」
 下着売り場では、
「穴があいても捨てたらあかんよ。縫って大事にしなさい」
「靴下は後ろがすり減ってくるから、そこだけ継ぎはぎすればいい」
何でも無駄にしないからすごい!!
今私が節約を始めているのは、利用者の影響によるものだと思います。
 長時間歩けないので、押し車の上に座って休憩しながらおしゃべりしてました。
私のためになることを色々話してくれて、とても嬉しかったです。
ホームヘルパーは利用者から色々な相談を受けたりしますが、
利用者から学ぶことも多いですよ。

 「何か欲しいものはないんかね??」
これもよく言われます。
そこで買ってもらっては違反になるので、気持ちだけ受け取りましょう。
「これ、持って帰り」
わざわざ私の気に入りそうなものを買ってきてくれていることも。
嬉しさのあまり泣きそうになります。

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